監督: 深田
湯婆婆:ノックもしないのかい。まあ、みっともない娘が来たもんだね。(鍵が開く音)さあおいで。おいでな。
深田:あっ!うわっ!うわっ!うっイッタイ…。
かしら達:オイオイオイ…。
深田:ヒャ〜!あぁ!あぁ!
湯婆婆:うるさいねぇ静かにしておくれ。
かしら達:オイ。
深田:うわっ!うっ!あの…11月6日(月)19:00〜道頓堀ZAZA HOUSEで『UP TO YOU!』というライブがあるので観に来てくださ(口が閉まる音)ングング…!
湯婆婆:バカなおしゃべりはやめとくれ。そんなヒョロヒョロに何ができるのさ。ここはね芸人の来るところじゃないんだ。八百万の神様達が疲れを癒やしに来るお湯屋なんだよ。それなのにお前の相方は何だい!お客様の食べ物を豚のように食いちらして!当然の報いさ。お前も元の世界には戻れないよ。子豚にしてやろう。あっ石炭という手もあるね。ハハハハハ…震えているね。でもまぁよくここまでやって来たよ。誰かが親切に世話を焼いたんだね。褒めてやらなきゃ。誰だい?それは教えておくれな。
深田:あっ…『UP TO YOU!』観に来てください!
湯婆婆:まだそれを言うのかい!
深田:『UP TO YOU!』観に来てほしいんです!
湯婆婆:だ〜ま〜れ〜!!何で私がお前を観に行かなきゃならないんだい!見るからにグズで甘ったれで泣き虫で頭の悪い小娘に笑いなんか取れるもんかねお断りだね。これ以上ごくつぶしを増やしてどうしろっていうんだい。それとも一番つら〜いきつ〜い仕事を死ぬまでやらせてやろうか?(振動音)ハッ。
かしら達:オイオイオイ…。
坊:アダ〜!
湯婆婆:あぁ…。
坊:アァ〜アァ〜!
湯婆婆:ああやめなさいどうしたのえっ…。今すぐ行くからいい子でいなさいね。まだいたのかいさっさと出て行きな。
深田:『UP TO YOU!』観に来てほしいんです!
湯婆婆:大きな声を出すんじゃないよ…!ああちょっと待ちなさいねっねっ。いい子だからほらほら。
深田:『UP TO YOU!』観に来てください!!
湯婆婆:分かったから静かにしておくれ。ああよしよし…。
かしら達:オイオイオイ…。
湯婆婆:契約書だよ。そこに名前を書きな、置きチケ頼んでやる。その代わりイヤだとか帰りたいとか言ったらすぐ子豚にしてやるからね。
深田:あの名前ってここですか?
湯婆婆:そうだよグズグズしないでさっさと書きな。
かしら達:オイ。
湯婆婆:まったく。(呼び鈴)つまらない誓いを立てちまったもんだよ。働きたい者には仕事をやるだなんて。ハッ!書いたかい?
深田:はい。あっ…。
湯婆婆:フン、スーパーフライデーの深田というのかい。
深田:はい。
湯婆婆:ぜいたくな名だね。今からお前の名前は千だ。いいかい千だよ分かったら返事をするんだ千!
深田:は…はい!
〜告知〜
『UP TO YOU!』(オーディションライブ)
日付:11月6日(月)
時間:開場18:45/開演19:00/終演20:00
場所:道頓堀ZAZA HOUSE
料金:800円(置きチケ可)