〜前回までのあらすじ〜
著 深田
道路で水たまりを見つけては、カルピスの原液を垂らし、混ぜ合わせてカルピスの水たまりを作ることを生きがいとしている高橋タカシ(36)は、人生最大のピンチに直面していたのだった!
結局その人生最大のピンチは、古いゴム製手袋は捨てて、新しいゴム製手袋を買うことで乗り切ることができたが、その一方で、また新たなる悩みが芽生えたのであった!
程なくして、新たなる悩みは、テニスラケットを入れるケースの紐の長さを調整して短めにすることで解決し、安堵の表情を浮かべたタカシだったが、その安心も束の間、またさらなる事件が起きてしまったのだった。
事もあろうに、その事件は、タカシの姉であるサエミ(41)の単なる勘違いであり、Bボタンを連打することでその勘違いも解消されたが、解消されるや否や、タカシの耳に驚きのニュースが飛び込んできたのであった!
残念ながら、タカシの耳に飛び込んできたニュースは、サエミが流した悪質なフェイクニュースであったが、それが嘘なら嘘で逆に良かったのかも知れないと、持ち前の歪んだポジティブをいかんなく発揮したタカシであったが、その瞬間、タカシの目の前で仰天ハプニングが発生したのであった!
かくかくしかじかで、最終的にはポートボールの全国大会に出場するというような結論で幕を閉じ、さすがのタカシも今回ばかりは清々しい顔をせずにはいられなかったが、なんということでしょう。限界寸前のタカシに前代未聞の危機が襲い掛かるのであった!
果たして、タカシはこの前代未聞の危機をたった右股関節だけで乗り越えることができるのか!?それとも、乗り越えることができないのか!?はたまた、何か変なことが起きて、何かよく分からない感じになるのか!?タカシの闘いはまだまだ続く!!